<突然始まることもあるケヴィンのサッカー講座> ~入った順番で10番になった男の戯言~

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サッカー好きでなくても聞きおぼえのある
レアル・マドリードとクリスティアーノ・ロナウドという名。
他にベンゼマやセルヒオ・ラモス。ハメス・ロドリゲス汗)等、
各国のトッププレーヤーを抱えるまさしく世界最高峰のチーム。
それがレアル・マドリードなのだが
そのチームが親善試合ではなく、公式なトーナメントの決勝で
日本のクラブチーム鹿島アントラーズと対戦する。
これはとってもすごい事なのだ。
言い換えれば、カープがヤンキースと、ヤマハがクレルモンと
ピコ太郎がダスティンビーバーと対戦するかのような感覚だ。
と共に、日本のサッカーというレベルがどの水準か?を確認するにもよい機会なのである。
結果は言わずもがな。
机上で見ればボロ負けの状態だが、通常ゲームの90分までは
同点なのだから、見ていた人は楽しめた試合になった。
鹿島が相手の特長よく研究し、慌てることなく対処・アプローチをかけていた姿が
印象的で、明らかにレアルはソレを嫌がっていた。
この組織的統率は日本の平均水準ではなく鹿島特有の物で
浦和や広島、川崎にそれを求めても同じ結果が生まれたとは言い難いところが残念であるが、
少なくとも鹿島はどの強豪チームでも臆さない試合運びが出来るチームということだ。
ただ、レアルを擁護すわけではないが、アウェイの重圧、気候の変化
初対戦への警戒といった所で、ナーバスな試合運びを強いられた事は確かである。
それにしても、鹿島が得点を入れて尚且つ90分まで同点だったことは
歓喜の雨あられは言うまでもない。
ならば勝敗を分けたのは何なのか?
それは、「緩急差」「テンポ」リズムだと感じた。
レアルを見ているとまるでボクシングをしているかのように思えた。
ジャブジャブワンツージャブジャブワンツー怯んだ所に高速のデンプシー!
これを何度も何度も繰り返していた。
鹿島はそれを防ぎ自分たちも同じ様に鹿島リズムをしっかり奏でてはいたが
ギアが違った。ギアの数が違ったのだ。
鹿島が6速だとすれば、レアルは確実に仕留める時用の7速が存在した。
またそれをチームで共有している所が脅威である。
レアルは、サッカーをしていない。サッカーをする事は当然でありそれをすること前提で
どれだけ相手の意思を削げるかという精神レベルの試合運びをしていたように思う。
あの試合を見て皆が、「健太やります!」の坂見台と誠陵の試合を思い出した事だろう。
最後にジダン監督、彼はエレガァ~ントなプレーヤーであったが、監督になっても
エレガァ~ントなご采配てなわけでおしまい、ししまい、ちくわだわん!

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