2013年05月24日15:47
「第二章>速報に見る関ヶ原への展望」≫
カテゴリー │蛇足
世の為人の為、無理難題をし続けた平家
「驕れる人も久しからず、ただ春の夜の夢のごとし」
武士よりも武士らしく生きるが為、自らを強く罰した新撰組
「面白きこともなき世を面白く 住みなすものは心なりけり」
なにも無き所より、未来と魅力で事を納めた三河一向一揆
「人は一代 名は末代なり 」
「人間五十年 下天の内をくらぶれば 夢幻の如くなり」
ある世、家康に一報がもたらされる。
「三成に挙兵の動き在り。」
上杉征伐に出ていた家康は、諸侯に問ふ。
「諸侯らはこのワシにつくか、それとも治部少輔につくか。いかに?」
こうして色々な思惑が重なり合い、
水面下で裏切りと盟約の泥海の中で、誰が敵か味方だか!
向かうは いざ 関ヶ原!
人は変わり 世は移ろい 平(たいら)に成ったらいいな世の中
その日、栄陣営に衝撃の一報がもたらされる。
「報告します!栄陣営大躍進なる一報!!」「なに!?それは誠か?」
皆、速報を見て言葉を失った。栄メンバーが20人も入っているではないか。
今まで、本店(秋葉)と支店(栄)と蔑まされ支持者は、味噌だの閉鎖的だのと比喩されてきた。
「見たか!我らの底力を!!!」
ついに窮鼠猫を噛むが如く本店を喰らうのだ。皆は大いに歓喜の声をあげた。
しかし1人の男がその歓喜を打ち消すかの様に言い放つ。
「皆待たれよ!先の初夏の陣の悔しさを忘れたのではあるまいな?」
「神7とまで言われた猛将達がこの様な結果などとおかしいとは思わぬか。」
「それに、散って行った前田、河西、仁藤、小森陣営、辞退した秋元陣営の票も気になる。」
歓喜に満ちていた空気が一瞬にして緊張が走る。
「・・・・確かに、そなたの事も一理ある。速報にて安心させておいて、蓋を開けたら、、、
奴らのやりそうな手でござるな。ブラフか。」
「そうだ、我ら栄も大いなる痛手を負った。
桑原、矢神、高田、平松、赤枝、小木曽、秦、上野、原、、、思えば多くを失った。」
「だから、だからこそ!我ら栄を今まで以上に!
我はこうなったら、蔵出し(定期崩し)も致し方無しと考えておる。」
「しかしながら、梅本、金子陣営はすでにジリ貧という噂も。。。」
「え~い、これではどこに援護射撃すれば良いかわからぬではないか!?
下手をすると共倒れになりかねン。」
「どうにか栄としてまとまれんもんかね?」
「無理かと、、、どの陣営もいっぱいいっぱいのご様子。」
「それにしても、博多のあの方はなんじゃ?」
「奉行になって、石田三成にでもなるつもりかえ?」
「神風とでもいいたげじゃ。」
「それを言うなら峰岸陣営じゃ、坊主になって舞い戻り。あの姿!まさしく官兵衛。」
(来年軍師官兵衛おもしろそ~)
栄支持者達は大いに荒れ始めた。そこに多数の一報が届く。
「各陣営より感謝の意、報告在り。」
「うむ、勝って兜の緒を絞めろじゃ~。」
さらに!
「急報!高柳陣営より救援の要請あり!」
「急報!佐藤陣営より救援の要請あり!」
「急報!菅陣営より救援の要請あり!」
「急報!木本陣営より救援の要請あり!」
「急報!急報!柴田陣営よりさらなる救援の要請あり!」
「うぬぬぬ、各陣営が困っておる!!!
こうなったら我ら一同、屍をさらしてでも本気を!
本気を出さねばなるまいぞ!」
さぁ、彼らの運命はいかに!答えは関ヶ原!!!!!
ね?おもしろいでしょ?
「驕れる人も久しからず、ただ春の夜の夢のごとし」
武士よりも武士らしく生きるが為、自らを強く罰した新撰組
「面白きこともなき世を面白く 住みなすものは心なりけり」
なにも無き所より、未来と魅力で事を納めた三河一向一揆
「人は一代 名は末代なり 」
「人間五十年 下天の内をくらぶれば 夢幻の如くなり」
ある世、家康に一報がもたらされる。
「三成に挙兵の動き在り。」
上杉征伐に出ていた家康は、諸侯に問ふ。
「諸侯らはこのワシにつくか、それとも治部少輔につくか。いかに?」
こうして色々な思惑が重なり合い、
水面下で裏切りと盟約の泥海の中で、誰が敵か味方だか!
向かうは いざ 関ヶ原!
人は変わり 世は移ろい 平(たいら)に成ったらいいな世の中
その日、栄陣営に衝撃の一報がもたらされる。
「報告します!栄陣営大躍進なる一報!!」「なに!?それは誠か?」
皆、速報を見て言葉を失った。栄メンバーが20人も入っているではないか。
今まで、本店(秋葉)と支店(栄)と蔑まされ支持者は、味噌だの閉鎖的だのと比喩されてきた。
「見たか!我らの底力を!!!」
ついに窮鼠猫を噛むが如く本店を喰らうのだ。皆は大いに歓喜の声をあげた。
しかし1人の男がその歓喜を打ち消すかの様に言い放つ。
「皆待たれよ!先の初夏の陣の悔しさを忘れたのではあるまいな?」
「神7とまで言われた猛将達がこの様な結果などとおかしいとは思わぬか。」
「それに、散って行った前田、河西、仁藤、小森陣営、辞退した秋元陣営の票も気になる。」
歓喜に満ちていた空気が一瞬にして緊張が走る。
「・・・・確かに、そなたの事も一理ある。速報にて安心させておいて、蓋を開けたら、、、
奴らのやりそうな手でござるな。ブラフか。」
「そうだ、我ら栄も大いなる痛手を負った。
桑原、矢神、高田、平松、赤枝、小木曽、秦、上野、原、、、思えば多くを失った。」
「だから、だからこそ!我ら栄を今まで以上に!
我はこうなったら、蔵出し(定期崩し)も致し方無しと考えておる。」
「しかしながら、梅本、金子陣営はすでにジリ貧という噂も。。。」
「え~い、これではどこに援護射撃すれば良いかわからぬではないか!?
下手をすると共倒れになりかねン。」
「どうにか栄としてまとまれんもんかね?」
「無理かと、、、どの陣営もいっぱいいっぱいのご様子。」
「それにしても、博多のあの方はなんじゃ?」
「奉行になって、石田三成にでもなるつもりかえ?」
「神風とでもいいたげじゃ。」
「それを言うなら峰岸陣営じゃ、坊主になって舞い戻り。あの姿!まさしく官兵衛。」
(来年軍師官兵衛おもしろそ~)
栄支持者達は大いに荒れ始めた。そこに多数の一報が届く。
「各陣営より感謝の意、報告在り。」
「うむ、勝って兜の緒を絞めろじゃ~。」
さらに!
「急報!高柳陣営より救援の要請あり!」
「急報!佐藤陣営より救援の要請あり!」
「急報!菅陣営より救援の要請あり!」
「急報!木本陣営より救援の要請あり!」
「急報!急報!柴田陣営よりさらなる救援の要請あり!」
「うぬぬぬ、各陣営が困っておる!!!
こうなったら我ら一同、屍をさらしてでも本気を!
本気を出さねばなるまいぞ!」
さぁ、彼らの運命はいかに!答えは関ヶ原!!!!!
ね?おもしろいでしょ?