ケヴィンのなんでもかんでも

新米隊士が土方に親しく声をかける。
京にいた時は考えられない事であったが
土方が丸くなったのか、それともこれが本当の土方なのか。
今では土方を中心に隊士の和が出来る。
「土方さん、この世で一番強いものは何だと思います。」
「そりゃ決まってるよ！」
「何です？」
「そりゃダイオージャさっ。」
「・・・・ダイオージャ？？」
「歌留多の絵文字ですぺぇどがあるだろ？
それ一つでも強ぇが、それが合体すると葵のご紋になっちまう
すげぇ奴だ。」
「？それは立葵の本多様の様な事ですけ？」
「ちげぇちげぇ、本多様もすげぇが、恐れ多くもミト王子だ。」
土方は誇らしげにその話を語っていたが
新米隊士達は首をかしげるばかりであった。
※このお話は水戸藩天狗党の話ではありません。
※「新選組！！最後の一日」の一節に似ていますが、気の迷いです。
※ダイオージャは「巨大からくり活劇水戸黄門漫遊記」みたいなものです。