【遠江国風土記傳/内山真龍著より】<現代訳(いいかげんな)>

カテゴリー │蛇足

いにしえよりそこに住まうもの、すなわち老人は隣人の子に説く

「この土地はの正面南に川が流れ、西南には笹岡古城、後ろは崖じゃった。

谷は深く1つ池があって、その畔に良く良く茂った麻がなっとった。

まぁ~子供の頃駆り出されたもんじゃが。。。」

老人はさらに説き

「昔昔われらが住むるもっと昔。

ここら一帯、蒼き海じゃったそうな。

そこに、宇佐大神と七柱(七福神)様が金の船に乗りここを通りがかった。

じゃが誤って岩肌に突っ込んで金船財宝共々海の底に沈んでしもーた。

ほらあん山みんさい。

穴がぽっかり空いとるじゃろ。あれが突っ込んだ所じゃ。

神様困ってしもーて、仕方がなくこの地に根を張り地神様にならはった。

時は過ぎ、その沈んだ土地に神田と池が出来た。

ワシらは、五穀豊穣と福を祈願し奉納をすことにした。

だからワシらの半被にはハッピーな稲穂と小槌があしらわれとるんじゃ。

ホホホホホホホ~。」

「ん?その神田と池は今どこにあるかじゃって?」

「・・・・・・吉宗さんがお亡くなりになった時、埋め立てられてしもーたじゃ

ほほほほほほほほ~。」

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