本当はここでこんな事書きたくないけど
こんな夢を見た
みんな笑って幸せそうだった。
ただ、その笑いは自分の幸せや快楽の為に
他人を貶める事でのものであった。
下劣である。しかしながら、そう思う事もまた下劣に値する。
綺麗事、絵空事では生きていけない事は重々承知である。
下劣は下劣なりに言葉の重みを責任もって歩まなくてはならない。
しかし、その言葉の重みと責任を背負う覚悟が
現代人には欠如している。何処かに置いてきている。いや、
心の重箱の奥にしまいこんでいる。
だから、後人にも荷を負わせたくないと偽善を装い
教えないで歩んできている。
事なかれ主義なのだ。はたまた労せずして貪り主義なのだ。
観る聞く触る、全ての感じる物が多すぎて脳と心が解離し始めている。
だから脳は考えるのを止め、自らを自動化し
見たい物、やりたい事、幸せや快楽の為だけに慢心する。
そういってデジタル化された脳は、嫌な物から免疫が無いため
冷徹に嫌な物を排除しようとするか、自らを停止させる。
強く生きる事は自分を持つことである。
自分がどれだけ小さいかを知ることであり、慎むことである。
それを知れば、他を故意に傷つけようなどと考えぬものである。
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